創作のための映画と読書まとめ

当ブログは「良き創作は良き鑑賞から」をモットーに、鑑賞した映画と本についてまとめておく目的で設立されました。同志よ集え!

平成最後のブックの日にブックオフで爆買いした

普段は文庫しか買わないのですが、ハードカバーも買いました。爆買いのコツは、値段を見ないこと。

 

カゴがちょっとしたダンベルぐらいの重さになって会計をしたら、8000円ちょいでした。ブックオフでこの値段出したのは初めてでした。

 

 

 

1 荒木飛呂彦『荒木飛呂彦の漫画術』

 

新書。荒木先生は、最近、色んなところでインタビュー記事とかで見ますね。

 

ゆでたまご先生と同期で、先に漫画家デビューされて、本格的に漫画家を目指すようになるも、なかなかうまくいかなかったらしい。それで、色んな作品を研究したこと、それを、どのように作品に生かしたのかなどが書いてるっぽいです。

 

荒木先生って、そういう研究家タイプの印象がなかったので、意外でした。面白そうです。

 

 

2 西谷格『ルポ「中国「潜入バイト」日記』

 

新書。タイトルが面白そう。

 

山梨の観光名所である忍野八海が出てきていました。富士山のふもとにある、水がきれいなところで、私も何回も行ったことがあります。たしかに、聞こえてくる言語が中国語とか韓国語ばかりで、異国に来た感じがするんです。

 

ショッキングだったのが、中央にある池が人口のものだったこと。水が透き通っていて、青が深く、魚がたくさん泳いでる、本当にきれいな池なんです。一度、検索してみてください。人口なのかあ。

 

 

3 黒岩祐治『灘中 奇跡の国語教室 橋本武の超スロー・リーディング』

 

新書。

 

最近、物議を醸している国語。論理国語と文学国語でしたっけ。学校で学ぶ国語は、文学を抜きに語れないはずなんですけどね。

 

『銀の匙』の授業で話題になりましたが、進学校である灘で、どうして文学、それも一作品だけで授業を成立させられたのか。気になったので買いました。

 

 

4 梅原猛『歎異抄』講談社学術文庫

 

悪人正機説で有名な歎異抄。危険思想として弾圧されたそうです。悪人こそ救われるという思想は、現代でも排斥されそうだなあと思い、買いました。

 

筆者の解説が要所に入っていて面白そうだったので買いました。

 

 

5 小西甚一『発生から現代まで 俳句の世界』講談社学術文庫

 

古文と言えば小西甚一。その人が解説してくれているなら間違いないだろうと思って買いました。中はあんまり見てません。

 

俳句ちょっと興味あるんですよ。百人一首とか、全然暗記してないですけど。

 

 

6 今野雅方『深く「読む」技術 思考を鍛える文章教室』ちくま学芸文庫

 

受験技術で点が取れるのと、読めることは別物だぞ、と書いてあったので、自戒の意味も込めて購入。

 

私は国語は比較的取れた方なので、多少は読める人だと思ってきたのですが、どうやら違うらしい。ブレイクスルーの予感、読むしかない。

 

 

7 苅谷剛彦『学校って何だろう 教育の社会学入門』ちくま学芸文庫

 

『知的複眼思考法』という、スゴ本を生み出した著者。実は(?)教育関連の書籍が多い。教育に興味があって、この人ならまあ信用できると思って買いました。

 

斉藤孝とか、教育系の本メッチャ出してますけど、なんか評判悪いじゃないですか。じゃあ、誰のを読めばええねん、ということで、苅谷先生です。

 

『知的複眼思考法』を読んだんですけど、まだ本に書いてあることを鵜のみにしてしまいがちなんですよね。だから、評判がすこぶる悪いものは、できるだけ避けるようにしてます。情けないことですけど。

 

 

8 柳田邦男『もう一度読みたかった本』平凡社ライブラリー

 

国木田独歩とごっちゃになるのは、きっと私だけ。

 

志賀直哉とか、O・ヘンリーとか、有名どころがたくさん挙げられていて面白そうだったので買いました。

 

こういう、読書の思い出話系は嫌いじゃないです。

 

 

9 『もういちど読む山川日本史』

 

本当は倫理を買うつもりだったんですけど、めっちゃ書き込みがしてあったのと、なぜか日本史の方が安かった(倫理が700ぐらい、日本史が500ぐらい)ので、日本史を買いました。

 

たまに、びっくりするくらい書き込みしてある本があります。手元に置こうとは思わないけど、どんな読み方をしているのか、どんな人なのかが推し量れて面白い。

 

今日見た本だと、学歴の経済学?みたいなちょっと流行った本に、えんぴつでツッコミを入れまくってるのがありました。実験される子供がかわいそうだろ!!!みたいなことが書いてたり。そこツッコむ?みたいな。

 

倫理の方は、年代を細かく書いてたりして、勉強できそうな感じでした。

 

 

10 林望『文章術の千本ノック』小学館

 

文章を書くのは好きなんですけど、今までろくに添削指導を受けたことがないんですよ、私。それがちょっとしたコンプレックスです。

 

この本は添削指導例が豊富に載ってたので、勉強になりそうだと思って買いました。

 

ただ、やっぱり実際に添削指導受けないと、自分では修正できないみたいなこと書いてるんですよね。一回、通信とかで勉強しようかなあ。

 

 

11 本田勝一『中学生からの作文技術』

 

文章作法と言えば本田勝一。とりあえず『日本語の作文技術』の読点の使い方だけは読んどけ、ってどっかに書いてあった気がします。

 

それのエッセンスを抽出したものらしい。もう一回読むために買いました。

 

 

12 山本修司『教師の全仕事 教師の知っておくべき知識と技能』

 

一応、教免持ってるんですけど、明日から教師やってくれと言われても、できません。学校に通うだけでは、何も実践的なことは身に付かないと気付いたのは、卒業してからです。

 

こんなだから、大学が職業訓練校にしろって言われちゃうんですよねえ。もっと、自分で学ぶ態度がないと(自戒)。

 

 

13 佐藤明宏『国語科研究授業のすべて』

 

上記に続いて教育系。大学でできる実戦的な学びって、教育実習が一番大きいんですけど、それでもせいぜい3週間そこらで、そんなお客様期間だけで、なにも身に付かないんですよ。

 

結局、実際に生徒を前にして修練を積むしかない。それって、生徒に申し訳ないなあと思ってしまいます。

 

 

14 佐藤学『学校を変革する 学びの共同体の構想と実践』

 

岩波ブックレット。薄いし面白そうだったので、中身は見ずに買いました。

 

 

15 向山洋一『プロ教師への道』

 

教師と言えば向山洋一(?)。実践例などの著書が豊富。あんまりよんだことがないので購入。実践例は、図書館で読むことにする。

 

(追記) 評価が悪いの知らなかった。色々調べないとだめですね。

 

 

長すぎる!!!途中からダレているのがまるわかりレストラン。また書影入れたり、付け加えたりします。