【こんなん】時間の無駄をなくすために【ほしい】
頭の中で、漠然とやらないといけないことを考える。宿題、家事、仕事の準備など、いろいろあるだろう。そんな煩わしいものが頭の隅からツンツンとつっつくとき、我々はだいたいスマホでゲームしている。これが終わったらやろう、ご飯食べたらやろう、マンガ読んだら、風呂入ったら……そうこうしてるうちに一日が終わり、明日やろうになっているか、最悪の場合、カフェインにお世話になりながら夜を明かすことになる。結局、やらないといけないことは最後までやらない。
母ちゃんに何度「先に宿題やりなさい」と言われただろう。それを一度だって守ったことがあるだろうか。母ちゃんは「先に終わらせたほうが絶対気持ちいいから」と言う。わかってるんだよ母ちゃん、でもそれはできないんだ。僕が怠惰なばっかりに……。あと、クラロワが面白いせいなんだ……。
しかし、先延ばしの癖があるのは僕だけじゃないし、あなただけでもない。数はわからないけど、ほとんどの人が先延ばしの癖を持っているはずだ。ここまで多いなら、それが人の本質で、食ったら糞がでるくらい当たり前の本能なのではないか。
実際、先延ばしのメカニズムは人間の本能によるものだと、どこかに書いてたような気がする。安心・安全(スマホ)を優先して、危険・リスク(宿題)を回避する。宿題なんか苦しいに決まっている、苦しいものは危険だ、回避しよう。こうやって先延ばしが生まれる、だったかな。
結局、本能に身を任せていたら成長は望めないわけだ。なら、知性を働かせて本能を制御するしかない。客観的に損得を捉えられるように工夫する。日々の行動をデータとして客観的に見て、無駄を省くように努力する。
というわけで、こんなやつが欲しいな、と考えた。
左から①ToDoリスト、②予定(理想)スケジュール、③実際のスケジュール、④日記スペース(反省点を書くなど)
まず①で頭の中のやらなければいけないことを整理する。
②で①に書いたものを組み込んだ完璧に行動した場合のスケジュールを組む。
③に実際に自分がどう過ごしたかを書く。
④で一日の行動を振り返り、良かったこと、だめだったことを並べて、次回に活かす。
自分の先延ばし癖を解消することに特化したスケジュール帳である。売ってないかなあ。これくらいなら自分で作れそうだけど。
そういえば本屋でこんなのを見つけたんです。
これによると、「やりなさい」は外発的動機であり、それが慢性的に繰り返されると内在的動機がなくなり、自発的にはできなくなってしまうんだと。
「先にやりなさいは逆効果」、とよく聞くのはこれが理由ですね。ただ、宿題に関しては最初から内発的動機なんてないんですよね。外発的動機によってなくなったのか、最初からなかったのか、うーん。
あいにく手持ちがなかったので買えませんでしたが、そのうち買う予定です。ほぼ真四角のおもしろい外観の本でした。
蛇足。この記事を書くに至った直接の原因はアフロ田中です。