創作のための映画と読書まとめ

当ブログは「良き創作は良き鑑賞から」をモットーに、鑑賞した映画と本についてまとめておく目的で設立されました。同志よ集え!

私が大学を卒業する直前に後悔し、これからも後悔し続けるであろうただひとつのこと

私は大学を卒業する直前に、猛烈に後悔したことがあります。

 

同じ道を辿る人が、きっとたくさんいることでしょう。

 

だから、一人でも多くの人が、私と同じ後悔をしないで済むように書きました。

 

 

私の大学生活は、ほとんどゲームに費やされました。

 

学生の本分は遊ぶことですから、私はその役割を精いっぱい果たしたと思っています。

 

モンハン、ポケモンスマブラスプラトゥーン

 

友人と集まって、これらをひたすら繰り返す。

 

晩御飯と一緒に朝ご飯も買ってきて、徹夜でゲームすることが当たり前でした。

 

実際、ゲームは楽しくてやっていたのだから、そこに後悔はありません

 

私は、

他にも色んなことに手を出しておくべきだった

ということに後悔しているのです。

 

何事もバランスが大事です。

 

ゲームしたなら勉強をして、勉強したなら旅行に行くべきなのです。

 

たまに「大学生は一人が最強」、という主張を見かけます。

 

それは、「大学生活は友達がいなければ詰む」と言う言葉に対してのアンチテーゼであろう、と思います。

 

私は、

一人でいること、みんなでいること、どちらも大切なことだ

と思います。

 

みんなで遊んで、みんなで勉強して、みんなで旅行する。

 

ひとりで遊んで、ひとりで勉強して、ひとりで旅行する。

 

一人ですること、みんなですること、それぞれ経験しておくべきです。

 

 

この記事を書く上で、私は自分の日記を読み返しました。

 

私は基本的に友達とゲームをして、たまに出かけて、遊んでいただけです。

 

一人での活動も書いてありますが、基本的に一人でもゲームしているか、寝てるだけです。

 

そんな私ですが、いくつか、私の大学生活において異質なものがありました。

 

それはサークル活動です。 

 

入学して少しだけ入ったこともあるんですが、肌に合わず、すぐやめました。

 

ないなら作ってしまえ、と、お笑いサークルを作ったりもしました。

 

おもしろくなかったので空中分解しました。

 

そういうわけで、大学生活において、まともにサークル活動をしたことがなかったのです。

 

私は、サークル活動を一度も経験せずに卒業するのは嫌だな、と思いました。

 

そこで、少しやったことのあるバレーボールのサークルに入ってみました。

 

そこはいわゆる飲みサーで、机に山ほど積まれた粗悪なチューハイをひたすら飲み、ひたすら吐く、しょうもない集まりでした。

 

楽しくないわけではなかったのですが、私はすぐに辞めました。

 

他に、家でぐうたらしていた私が一念発起して敢行したのが、バイク旅でした。

 

温泉に浸かり、川のほとりで本を読みました。最高でした。

 

でも、結局行ったのはその一回きりでした。

 

アルバイトも少しだけやりました。

 

週一だったので仕事が覚えられないのと、肉体労働がしんどくてやめました。

 

これらの行いを、もっとしていればよかった、ということではありません。

 

一回だけにせよ、これらの経験をしていて本当によかった、と思っています。

 

もし、これらの経験すらしていなければ、私はもっと後悔していたでしょう。

 

一度だけでも経験すれば、やればよかった、と後悔することはなくなります。

 

しかし、私がきちんとやってこなかったものがひとつありました。

 

それが「勉強」です。

 

大学の授業を真面目に聞いておけばよかった、ということではありません。

 

私が今、大学生に戻ったとしても、まともに授業を聞き続けることはできないでしょう。

 

私がただひとつ後悔しているのは、

自分の興味関心のある分野をさらに追求したり、

その幅を広げたりしておかなかったことです。

 

勉強はとても時間がかかることで、特に、最初の習慣化するまでがしんどいし長い。

 

けれど、時間と労力をかけられる時期として、大学生時代はあるのです。

 

それなのに、私は遊んでばかりで、自己研鑽しようとしなかった。

 

中学生高校生の間はまだ何も知らなくても、大学生になったら、大人になったら、ある程度世界のことはわかっているようになっているものだと思っていました。

 

でも、それは、大学生になったら彼女ができるだろう、と言うのと全く同じでした。

 

自分から動かないと、何の知識も得られないのです

 

しかし、遊ぶのをやめて、勉強に専念すればよかった、ということではありません。

 

何事もバランスが大切なのです。

 

大学院に進んだ友人は、もっと遊んでおけばよかった、と言っていました。

 

遊びと学びのバランスを考えて行動するべきだった。

 

以上が、大学卒業直前に私が後悔したことです。

 

 

アリストテレスは 「全てを忘れた後に残ったものが、教育によって得たものだ」と言ったそうです。

 

私は大学を通して友情を得たが、知識を十分に得たとは言えません。

 

積極的に自ら学んでいかなければ、大学を出た後、何も持っていないという状況になってしまいます。

 

しかも、これから先、なにか新しいことを始める時間など取れないかもしれない。

 

今持っているものだけで、生きていかなければならないかもしれない。

 

だから、大学生のうちに、自分のスケールを大きくしておくべきだった。

 

私の場合、遊びに時間を費やしすぎました。

 

バランスが大事と言っても、難しいのはよくわかっています。

 

みんなと遊ぶ誘惑と戦う。

 

ひとりの状況から抜け出すために戦う。

 

どちらも大変なことです。

 

だからといって、楽な方へ流れていくべきではないです。

 

ただ漫然と生きていれば、必ず後悔します。

 

 

以上、私の後悔でした。

 

いま大学生のみなさんは、一度立ち止まって、

自分がどういう人間になりたいのか

ということについて考えて欲しいです。

 

そして、自分はそのために何か努力をしているだろうか、と考えてほしい。

 

そうすれば、後悔しないための一歩が踏み出せるはずです。